2013年1月9日水曜日

マレーシア不動産市場を見てきました!その2 【2013年1月20日 松村裕一氏を囲む「マレーシア不動産投資」銀座ランチミーティングに寄せて】


年末1230日に生まれて初めてマレーシアの空港に着いたときの最初の感想は「暑いなあ!」というものでした。日本の12月と比較すると暑いのは確かです。 数時間を過ごし少しなれてくると、半袖・半パンで行動する限り案外過ごしやすく、慣れてくるとそれほどの不快感は感じなくなってきました。 

【住みたい街】
ロングステイ財団の調査では6年連続長期滞在したい国No1に輝いているというマレーシアですが、数日の滞在をしただけでも「住みやすさ」を体感いたしました。また、この国の経済的なポテンシャルを実感することができました。皆さんもこのブログを読み進めていただくとこの実感をある程度共有していただくことができると思います。

【クアラルンプールの街の様子】
街の外観で感じたことは、とにかくクアラルンプールは「思ったよりずっと発展している!」ということです。 
空港から市内までは電車で約30分、バスで約45分です。ちなみに電車なら1,200円程度、バスなら300円程度です。私は迷わずバスで移動しました。クアラルンプール市内に入って、まず目を引くのは世界で3番目に高いツインタワーであるペトロナスツインタワー(452m)です。 このタワーはショーンコネリーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ主演の映画「エントラップメント(1999年)」の舞台にもなり現地のランドマークになっています。因みに塔のうちの一つは日本の間組による建設だそうです。
夜はギラギラに光り輝いております。イスラム建築の様式を取り入れたと言われる外観は「ワー!美しい」と見とれてしまいます。 日本でこの建物の存在感に匹敵する建物はありません。六本木ヒルズなんていうものでありません。 
近くのコンドミニアムの販売価格を見ると、ペトロナスタワーが見える側の方がその反対側より20%程度価格が高くなりますが、販売開始後は、タワー側から売れていくのも納得ができます。

また市内の中心に位置するブキットビンタンのショッピングモール「パビリオンPavilion」 は日本にもないほどの大きさで、考えられないほど広く多様な店が入店しています(後に調べたところ1.37万平方フィート=1272㎡、500店舗が入店)。日本の百貨店は現在苦境に立たされており高齢者層が消費の中心になっていますが、向こうのショッピングモールは好況で概して若い顧客も多く、市内各地にどんどん新たな巨大モールが開業しております。

また市内では建設中のビルがあちらこちらで、目に飛び込んできます。少し高いビルに行くと見える範囲で5~10の開発中ビルが見えるという状況で今後の発展を感じます。まさに経済成長が進行中の国という印象を受けました。日本の昭和40年代といったところでしょうか?




【交通インフラについて】
また市内はモノレールや地下鉄などの交通網が整備されてきております。数分間隔で次々と電車がやって来ます。 
市内の中心に関してですが、走っている車も高級車が目を引き、「ボロい」車を見かけることはほぼありませんでした。ただし、時間帯によっては交通渋滞がひどく、特に夕方などは、2キロ進むのにも30分以上かかることもあると聞きました。

【人について】
市内の中心は日本と比べて、欧米人を中心とする外国人の数も多く、マレー語、中国語、英語などが飛び交います。 私の個人的な印象ですが、電車内でも日本のような沈滞した雰囲気はなく、若い学生と思われしき人たちが未来に向けて?色んな話をしているようでした。
マレーシアではマレー人65%、中華系25%、インド人8%(*その他は少数民族)であり、ブミプトラ政策というマレー人優遇政策を取っています。 国の宗教はイスラム教であり、マレー系の女性がチャドルと言われるスカーフを頭につけていることは日本人には見慣れない光景です。ただし、中心部の高級料理店などに行くと、過半のお客さんは中華系の人たちでした。また、クリスマス休暇を利用しての欧米人も多数見かけました。 街には、総じて年齢層は若い人が目立ちます。
また、英国の旧植民地ですので、市内の中心部で私が接触したほとんどのマレーシア人(特に中国系)は英語を話せました。この点、ある程度英語が使える人であれば日常生活に困ることはない、これが、クアラルンプールが世界中の人に人気の都市となっている理由の一つであると思います。
実は私は以前近接国であるベトナムで自分の事業をしていたのですが、ベトナムではクセのある英語を使う人が多くコミュニケーションに支障が出る為、日本語の通訳を通常入れていました。クアラルンプールでは英語が達者な方であればそのような必要はなさそうです。勿論、ベトナムにはベトナムの良さがありましたが、東南アジアでこれだけ英語が通じるのはコミュニケーションが格段に快適に行えました。

【物価について】
マレーシアの物価は総じて日本よりは安く感じました。我々の行った店に限っていえば、印象として半額から4分の3程度の金額であらゆるものが購入出来ました。
例えば、地元の店であれば、マレーシア風レストランにて2名で散々食べて飲んで2名で90リンギット=2,500円程度といったところです。

連載は続きます。また、読んでくださいね。

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