5月10日のブログに掲載したクイズの解答です。
第1回クイズ「コンプライアンスとは、次のうちどれが適当でしょうか?」
■選択肢
1.法令の遵守
2.法律、政省令、条例の遵守
3.法律、政省令、条例、業界団体の自主ルールの遵守
4.法律、政省令、条例、業界団体の自主ルール、企業の内規、その他企業倫理や社会規範等のルールの遵守
■正解は、「4.法律、政省令、条例、業界団体の自主ルール、企業の内規、その他企業倫理や社会規範等のルールの遵守」です!
コンプライアンスの言葉の語源となった英語の”compliance”は、もともと「従うこと」あるいは「遵守」という意味であって、何に従うのか、何を遵守するのかを限定する言葉ではありませんでした。この言葉が日本語の「コンプライアンス」として広まるにつれ、それが遵守する対象が限定されることとなりました。
その対象が、法令(法律、政省令、条例等)や業界団体の自主ルール、企業の内規そのた企業倫理や社会規範等のルールであることから、コンプライアンスは我が国では「法令等の遵守」として定着しました。
企業がその活動を適正かつ妥当に行うためには単に法令だけでなく、業界の自主ルール、各社の内規その他企業倫理、社会規範等のルールを遵守しなければいけないことは言うまでも有りません。したがって、コンプライアンスがこれらを含めた法令「等」の遵守とされたことはいわば自然な流れということができます。
詳しくは、2013年版ビジネス法務検定公式テキストの18ページをご覧ください。
第1回クイズはこちら ⇒ クリック
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